Dialogue

対談

くればぁで働くって、こんなにも楽しい♪
ベテラン パートさん3人のホンネ対談

くればぁで働くってホントに楽しい…って言うけれど、実際、どれくらい楽しいの?
勤続20年以上のベテランパートさんにホンネを伺いました。

Q:皆さんはどのような経緯で、くればぁで、働かれるようになったのですか?

寺山:

子供が保育園に入園し、手も空いたことだし、パートタイムで働こうと考えました。くればぁの工場は、もともと豊川市の小坂井にあったんです。それで自宅が工場の近くだったこともあり、お世話になることにしました。

青山:

私も一番下の子供が保育園に入園したことがきっかけに働き始めようと思い、「私の興味があるものって何だろう?」と考えた結果、モノづくりに携わりたいという答えに至りました。それで、職業紹介所から紹介されたのが、メッシュを使ってモノづくりを行う、くればぁでした。

加古:

私は結婚後、ずっと専業主婦をしていて、OLとして働いていた時期からあまりにも時間が経ちすぎていることもあり、外の社会で働く自信がなかったんです。だから子供が小学校と保育園にいっている時間を活かして、家で内職をしようと考えました。内職斡旋事務所から、くればぁを紹介されたのですが、面接担当の副会長に「子供が学校に行って家にいないのならば、内職ではなく、外で働きなさい!」と諭されて(笑)。それで次の日から早速、くればぁに通うことになりました。

青山:

副会長は、くればぁの皆のお母さん的な存在ですよね(笑)。女性が楽しく働くことを推進している副会長に背中を押されて、加古さんは社会に無事、復帰したわけですね。

寺山:

そのおかげで、私たちはこうして出会えたわけだし、副会長に「よくぞ背中を押してくださいました」と感謝したいですね。

Q:具体的に担当されているお仕事を教えてください。

寺山&青山:

私たちはメッシュ生地の裁断を担当しています。お客さまから注文があったものを、どういうカタチでつくるか相談して、企画にまとめ、カットする仕事です。

加古:

私は検品なので、出来上がったものを検査して、梱包し、伝票を貼って出荷するまでを担当しています。

寺山:

裁断は、工程の最初の仕事なので、失敗が許されません。良い裁断が行われなければ、良い縫製へつなげることができないというプレッシャーを持ち、細心の注意を払いながら仕事と向き合っています。特にくればぁの仕事は細かいパーツの組み合わせになりますので、ただメッシュ生地を切ればいいというわけではなく、生地の地の目を揃えて、サイズやカタチなど、神経質なくらいきちんと正確にカットしていきます。

青山:

お客さまのニーズにいかに近づけるか、がポイントとなります。最初の裁断が違っていると、いくら正しく縫製してもお客さまがお求めになる品物にならないからですね。もちろん裁断担当者の考えだけで判断するのではなく、縫製の方たちと相談しながら、チームで仕上げていきます。お互いの意思疎通が大事であり、チームの関係性がいいから、ニーズに合ったものを実現できているのだと思います。

寺山:

確かに気はぬけない職場環境ですが、各々のメンバーが共に難しいことも乗り越えていこう!という思いを持って一丸となって仕事をしているから、出来上がった達成感もひとしおですね。

加古:

裁断が最初ならば、検品は逆に工程の最後の仕事になります。皆さんが一生懸命に考えて「こうしたらどうだろう」「どう思う?」と毎日悩みながら裁断して、縫製している姿を見ていますので、ようやく完成した商品を検品して、きれいに梱包して、お届けできることが誇らしくてなりません。 だからその素晴らしい商品の価値を落とさないよう、出荷業務も心を込めて行います。自分が商品を受け取ったときにどう思うか。嬉しいかどうか。それを一番に考えます。お支払いいただく料金以上の満足や嬉しさを感じ取ってもらえるように。新しく入った人にも、マスクを着用されるお客さまの立場になって、気持ちを込めて出荷してほしいと言っています。

青山:

コロナ禍で通販を使って購入される人が増えていますし、宅配で家に届いて箱から開けるときから商品の価値って始まっていますよね。加古さんたちが心を込めて出荷してくれているから、商品価値もアップしているのかも(笑)。

Q:お仕事のやりがいは何ですか?

寺山:

お客さまと商談された営業さんから「こんなものをつくれる?」と無理難題(笑)を言われることも少なくないのですが、どうすればできるか一生懸命に考えて、企画書を書いて、裁断して、最終的にモノになったときにすごくやりがいを感じます。

青山:

同感です。私の気持ちを寺山さんが先に言ったので、何も言うことがないです(笑)。仕事を終えたときの達成感が大きく、出来上がったものをみると毎回、感動しますね。

加古:

私も同じですね(笑)。キレイに出来上がったものを見ると、ものすごく気持ちがいいんですよね。「見て!こんなに綺麗にできている!」と、ミシンを動かしている人にわざわざ見せに行ってしまう。皆に見てもらいたい気持ちが抑えきれないんですね(笑)。
何百という大口注文が入り、皆で頑張って出荷作業を終えたときも達成感を感じます。時々、お客さまからお手紙をいただくことがあるんです。「美しい商品をありがとうございました!」というお礼状を社長が壁に張り出してくださって、それを見るたびに嬉しい気持ちになります。

Q:くればぁのいいところ、ってどんなところだと思いますか。

加古:

チームワークの良さです。たとえば、検品の仕事をしていると、自分の服を購入するときとか、縫製をどうしてもチェックしてしまいます。糸が出たままとか、縫い目が粗いなとか(笑)。その点、うちの商品は一点ずつ手作りにも関わらず、サイズにズレがなくぴったりと同じ大きさですし、縫い目もきれいで縫いムラがない。それで、ミシンさん(ミシンによる縫製担当の人)に「ぴったりのサイズだね」と誉めると、ミシンさんは「裁断さん(裁断担当の人)のおかげ。裁断さんがきちんとカットしてくれたから正しく縫えるんです」と裁断さんを褒める。そんなときに改めて、くればぁのチームワークってすごいなぁと思います。

寺山:

日々の仕事がすごく楽しくて、「会社に行きたくないなぁ」と思ったことは一度もありません。職場の空気がすごくいいですよね。

青山:

人間関係で一切、悩まない会社ですね。

加古:

本当にそう!

青山:

やめる人もやめたくない!って言うぐらいですから。先日も若い人が退社するときに「すごく優しくしてもらって、もっと働き続けたい想いでいっぱいです」と言ってくれたんです。嬉しかったですね。 私も20年も働いてきましたが、子育てに悩んだときに、先輩に相談して元気をもらったことが多々あります。さっき寺山さんが言ったように、会社に行けば、モヤモヤした気分が晴れる。だから新しく入ってくる人たちにも、元気をもらえる会社だと思ってもらえればいいなと思います。

寺山:

若い子も、主婦の人も、子育て中の人も、働く時間帯の相談がしやすいですし、自分らしく、無理せず、楽しく働けますよね。働きにきて元気になる会社って、そうそうないと思います!

加古:

女性が多く、女性が働きやすい職場環境ですよね。子育て、介護など、それぞれの経験者に相談にのってもらえます。子育てや介護の経験者が多いので、その大変さを理解してもらえ、急なお休みや早退も言いやすい雰囲気です。

青山:

仕事以外のお楽しみも多く、それが働くモチベーションになっていますよね。お誕生日会でケーキを食べたり。好きなヤクルトを買ってもらえたり。

寺山:

社員旅行も若かりし頃の修学旅行みたいに楽しい!韓国、台湾、香港などの豪華海外旅行や沖縄、九州、五島列島などのバス1台を借り切っての国内旅行とか。強制ではないけれど、ほぼ全員が参加します。